赤ちゃんは、うちわがお好きである。
これは紛れもない事実である。
そして、育児を開始して半年ちょっと経ち、僕は強く確信する。
うちわこそ、最強の育児ガジェットであると!
今回はそんな赤ちゃんの好きな「うちわ」が育児の場面でどのように活用できるのかを実体験をベースにレビューしてゆく。
最強の育児ガジェット:うちわ
その恐るべき5つのユーザビリティに迫る!
→暑がり汗っかきの赤ちゃんの体温調整に必須
→追視練習にも使える
→風を感じるだけで興奮する赤ちゃん
→ひとり遊びのお供にもなる
→しかもだいたい無料!
暑がり汗っかきの赤ちゃんの体温調整に必須
子どもができるとわかりますが、赤ちゃんは体温調整が苦手です。
暑くて泣くことも頻繁にありますし、とても汗っかきです。
そんなとき、エアコンの風や扇風機の風をあてるのはちょっと刺激が強すぎるので、うちわが非常に重宝します。
特に授乳後やお風呂あがりなど、赤ちゃんの体温が一気にあがるので、そういう場面では「うちわ」でそっとあおいであげると、赤ちゃんもご機嫌になることが多いように感じます。
追視練習にも使える
生後一ヶ月や二ヶ月を過ぎたあたりから気になることに「追視」があります。
赤ちゃんの視力の発達の一つに追視、目で動いているものを追う能力があります。大きくなって道路をわたる時に車の動きを理解するなどのように、これは周りの世界を知り安全に移動するための非常に重要なスキルです。
我が家の場合、生後二ヶ月近く経ったあたりで「追視」ができているか、すこし不安になりました。そこで妻と相談し、追視練習をしようということになり、それに使ったのが「うちわ」でした。
それから数日で効果はてきめんに現れ、不安も解消されました。
うちわに描かれているゆるキャラの大きなまんまるお目目をゆっくりと動かすと、息子の目もそれに合わせて動く。それを確認し、ホッとしたことを思い出します。
風を感じるだけで興奮する赤ちゃん
生後三ヶ月をすぎたあたりから、風を顔に感じることに興奮するようになりました。
それが寝返りを覚え、うつぶせになるのが好きになると、より顕著に。
特に生後半年あたりから、うつぶせ状態で手足を伸ばしてあそぶ「ひとり飛行機ごっこ」をはじめると、もう歓喜の声をあげまくる。風を顔の正面で受け止めようと背筋と首の筋肉をつかって顔を高く上げ、キャッキャキャッキャと笑いながら大きな声をあげる。
こちらが「ちょっと大丈夫かいな」と夫婦で顔を見合わせて笑ってしまうぐらい、笑顔で遊びます。
ひとり遊びのお供にもなる
うつぶせでひとり遊びをはじめるようになると、今度は自分でうちわで遊びたがるようになりました。
持って、たたいて、ひっくり返して、舐めて、しゃぶって、ひっかいて。
なんたって軽いですからね。
うちわ一枚でさまざまな遊び方を自分でするようになります。
そして、放り投げて自分の手が届かない場所にいってしまうと、「取ってえええ」と指示の泣き声をあげます。
この場合の注意点はふたつ。
- うちわの持ち手が目などにはいらないよう、近くで見守る。
- しゃぶりつくされて剥がれたうちわの紙を食べないよう、近くで見守る。
赤ちゃんがひとり遊びをするようになると、精神的にもかなり楽になり油断しがちになりますが、必ず近くで見守るということを忘れずにいましょう。
しかもだいたい無料!
こんなに使い勝手があるのに、うちわは大体が無料でもらえるのも、なにかと育児にお金がかかる子育て家庭にはうれしいところです。
我が家では、立川ららぽーとで出産前に無料でもらったうちわを使用しています。
このうちわの良いところは"たっぴくん、たっぴちゃん"という「赤ちゃんが興味を持ちやすい目の形や色でつくられた」ご当地ゆるキャラがプリントされている点でした。
追視練習をはじめた頃から生後半年すぎの今にいたるまで、息子はこのゆるキャラの丸い目に好奇心を抱き、非常に気に入っています。
まとめ
子どもができるまで、うちわなんて貰ってもあまり使うことなくゴミ箱に捨てていました。が、子どもがうまれてから「人生でこんなにうちわを使う時期が来ることを誰が想像しえようか!」というくらい、うちわを使っています。
その理由はやはり、
うちわの軽さにある。
そう思います。
軽いから、使用する親にも負担がかかりませんし、赤ちゃんも自分の力で遊ぶことができる。
しかも、だいたいが無料でもらえる。
こんな優秀な育児ガジェットはなかなかないよなと思います。
育児を控えているご家庭や、はじめたばかりのご家庭の方は、ぜひどこかで無料のうちわをもらってきて使ってみてください。
しゃぶられてベトベトになり、ボロボロになったうちわが、将来きっと家族の笑い話のタネにもなると思いますよ。
「うちわなんてもらいに行く暇ないわ!」という方は、下記に赤ちゃんが好きそうなうちわのリンクを貼っておきますので、ご利用ください。
では、また会える日その日まで…
See You!