(第一話はコチラになります。 第一話 | 初診時に医師から説明された5つのことと帝人の簡易検査キット )
2018.10.31:睡眠時無呼吸症候群が招いた事故のニュース
一回目の自己検査をした翌日、こんなニュースが飛び込んできた。
睡眠時無呼吸症候群が巻き起こした悲劇。
正直、他人事とは思えない現実感が胸に迫り、こころを痛める。
実際、日本での無呼吸症候群は自覚のありなし問わず、成人の5%に及ぶと言われている。
日本では推定200万人。結構な数だ。
この中にもちろん自分も含まれる。
そして、そのほとんどが放置している。
その危険性を見過ごしている。
(データ数字引用元:睡眠時無呼吸症候群案内 of 小田代病院)
睡眠時無呼吸症候群の治療。
これは最早、個人の問題ではなく、社会的責務だと感じる。
自らの治療への怠慢で、家族だけでなく、多くのひとを悲劇に巻き込む可能性があることに恐れを抱かざるを得ない。
そして、早急にこのリスクを解消しなければ、そう思った。
(睡眠時無呼吸症候群が招く事件や事故に関しては、下記のサイトのページにまとめられています。)
2018.11.2:二回目の自己検査→収録失敗
一回目の自己検査から三日後。
二回目の自己検査を行う。
一度目は若干苦戦したキットの装着にも慣れ、意気揚々と就寝した。
翌朝起床しリストの計測機器の電源を切ろうとしたが、画面の表示がない。
「電源、、、切れてるやないかーい!」
そういえば、この機器の説明書に電源が計測中にきれる可能性が書かれていた。
寝返りをうったり、異物感から機器を寝ながら触る可能性もあるのだろう。
<睡眠時無呼吸 自己検査二夜目>
睡眠時間:6時間強
妻の観察:いつも通りの激しいイビキ
しかし、残念ながら計測失敗。
2018.11.3:三回目の自己検査と簡易キットの返送
前日の計測失敗の反省から、腕や顔に這わせる管を入念にテープで固定し就寝する。
週末ということもあり8時間、ゆっくり寝て目を覚まし腕の機器を確認する。
大丈夫、動いている。
寝ぼけた頭で機器の電源をオフり、再びベッドに横になる。
この簡易キットを計三度装着した感想だが、呼吸が若干しにくくなるのか、寝起き時に眠気が取りきれずに再度眠たくなる。
無呼吸症候群を自覚しているくせに呼吸しにくいとかおかしく思われるかもしれないが、実際そう体感するのだから仕方ない。
ま、そんなこんなで自宅での自己検査は終わった。
チューブ類などの汚れを綺麗に拭き取り、箱詰めし、同封されていたクロネコヤマト便で包装すると近所のファミマに向かう。
機材返却期限は11月6日。
三日もあれば間に合うだろう。
はてさて、どんな結果がでてくるのか。
不謹慎なのはわかっているが、ちょっとワクワクしている自分がいるのも否めない。
この結果がでたら本格的な治療に進む。
しかもほぼ100%治る、勝てる勝負。
こういう小さな成功体験の積み重ねが人生を豊かにしてゆくんだから、ワクワクせずにはいられないでしょ。
これでまた新しい自分になれるチャンスがやってくる。
<睡眠時無呼吸 自己検査三夜目>
睡眠時間:8時間強
妻の観察:いつもよりは静かだけど激しいイビキ
(つづく:たぶん二週間後くらいになります)