睡眠時無呼吸症候群とは
・睡眠中に10秒以上呼吸が停止している
・正常の半分以下の呼吸状態しかない低呼吸状態
・上記の状態が1時間あたり平均5回以上あるときを指す
(参考引用元:睡眠時無呼吸症候群案内 of 小田代病院)
自分が睡眠時無呼吸症候群だと認識したのは、もう15年近く前になる。
「3分くらい呼吸止まってるけど大丈夫?」と徹夜明けの仕事場で目をさますと指摘されたのが最初だった。
そしてそれに伴うイビキのうるささも半端なく、コンプレックスのひとつなってきた。
今回のこのシリーズ記事では、リアルタイムで治療の経過を報告することによって、無呼吸症候群を自覚しながらも放置している方へ、病院に行く勇気を持ってもらいたいと思い書いてゆく。
リアルタイムでの更新となるので不定期なものとなるが、そこはご容赦いただきたい。
- 睡眠時無呼吸症候群とは
- ・睡眠中に10秒以上呼吸が停止している
- ・正常の半分以下の呼吸状態しかない低呼吸状態
- ・上記の状態が1時間あたり平均5回以上あるときを指す
- 2018.10.24 : 初回検診
- 2018.10.30:簡易検査キット使用 1回目
2018.10.24 : 初回検診
近所のクリニックに初回診療に行く。
診察室に通されると、今回の治療の動機をまず訊かれた。
「この年齢になって初めて子どもを授かったので、長生きしたいという気持ちが生まれたから」と率直に答えると、医師はうなづきながら笑う。
そのあとは簡単な検査と問診がつづき、ざっくりとした治療進行の説明を受ける。
説明内容は下記のとおりだ。
1.入院治療と在宅医療のふたつから選択できる。
2.在宅医療を選択した場合は、まず自宅で簡易検査が必要。
3.保険適用には、無呼吸状態が一時間のうちに40回以上必要。
4.入院検査の場合、ざっくり5万円ほどかかる。
5.睡眠時無呼吸症候群は、ほぼ100%治療で解消できる。
自宅療法を選択した僕は、携帯用睡眠時無呼吸検査装置(以後、簡易検査キット)使用同意書にサインをする。
簡易検査キットは帝人から郵送されるとのこと。
「さすが、だけじゃないTEIJINだな」なんて思いながら精算をすませ帰路についた。
それにしても、ほぼ100%治せるなんて心強い。
初診費用:¥3,550- (3割負担)
(配布された資料。帝人の該当サイトはコチラ→睡眠時無呼吸なおそう.com)
2018.10.30:簡易検査キット使用 1回目
初診から約一週間後、帝人から簡易検査キットが届く。
箱を開けると装置類や使用説明書などの他に、返送用の封筒なども一式同封されていた。
企業としてのこういう気遣い、とても好感をもてる。
指示書によるとこれから一週間のうちに、二回ほど検査し、キットを返送するようにとのこと。
なので、届いたその晩から早速使用し、計測を開始することにした。
朝6時。
目が覚める。
腕につけた簡易検査キットの画面を確認し電源をオフると、冷蔵庫に向かいお茶を一気に飲む。
もう何十年と慢性鼻炎的なこともあり、睡眠時にクチ呼吸が激しい。そのため、起床後はいつも口の中がカラカラだ。乾ききってる。
この検査キットは酸素飽和度と心拍数、そして呼吸の有無が画面に表示されている。
それらの数値を睡眠時にデータとしてメモリー収録し、後日、帝人在宅医療(株)にて結果レポートが作成される流れとなっている。
計測データをリアルタイムでみられないのはちょっとつまらないが、後日送付されるレポートを楽しみに待つしかない。
<睡眠時無呼吸 自己検査一夜目>
睡眠時間:5時間強
妻の観察:なかなか激しい無呼吸状態
(つづく)