ペットを飼っていると匂いが気になりますよね。
赤ちゃんが産まれるなどして来客の頻度があがってくると、特に気になってきます。
飼い主は気がつかなくても、飼っていないひとにとっては「なんかペット臭い」と思われることも多いみたいですから、日頃から気をつけたいと思っています。
今回はそんなペット臭を解決する、富士通ゼネラル 脱臭機プラズィオンの使用レビューを、「オゾンは身体に危険」という情報の検証とともに、報告していきたいと思います。
富士通ゼネラル 脱臭機プラズィオン使用レビュー
→ペットのニオイへのストレスがなくなった
→空気中に漂うホコリやペットの毛の集塵機能
→強モードや急速モードはすこしうるさい
脱臭機の定番といってもよい、富士通ゼネラル 脱臭機プラズィオン。
僕が購入したのはDAS-303Cというタイプで現行モデルから2タイプほど古いタイプですが、使用開始して4年。脱臭効果に一度の不満ももったことがないくらい満足度の高い脱臭機です。
現状のDAS-303Eは、それよりも数段進化しているみたいなので、我が家でも買い換えを検討しています。
プラズィオンの特徴=独自の「トリプル脱臭」ステップ
プラズィオンの特徴は、公式ページによりますと、独自の「トリプル脱臭」ステップがニオイの元から脱臭分解することとのことです。
今回、この記事を書くにあたり調べ直しているのですが、「こりゃ、ニオイもとれるはずだわ」と驚きました。
STEP1:高速メガフィルター
金属酸化触媒フィルターの酸化力で強力&スピード脱臭。さらにヒーターの加熱作用でしつこい油のニオイなども徹底的に分解します。ニオイの元を化学的に分解するので、吸着のみの活性炭フィルターと比べて、脱臭の持続力が違います。
STEP2:オゾンユニット
フィルターでは取りにくい微かに残ったニオイを、オゾンのチカラで徹底的に分解。使用したオゾンはオゾンユニットの出口にある金属酸化触媒ハニカムフィルターが分解します。※ 余分なオゾンは分解されます。
STEP3:消臭成分の放出
低濃度オゾンを放出し、お部屋に染みついたニオイを分解。部屋干しの洗濯物やカーテン・ソファ・カーペットなどの布製品、家具や壁紙に付着したニオイも脱臭します。
我が家では主に、猫のトイレと餌場が置かれている僕の部屋で使用しています。
朝夜のトイレ掃除の際に、猫トイレの横に置き、1時間タイマー運転で放置しているのですが、ほとんどニオイに関してのストレスがありません。
また、来客のかたもみな「猫二匹飼ってるのに猫のニオイ全然しないね」と言ってくれるので、この「トリプル脱臭」ステップはかなり有効に作用していると効果を実感できます。
また空気中に漂うホコリやハウスダスト、そして猫の毛などをキャッチしてくれるのも、ペットを飼っている子育て家庭には非常に嬉しい機能だと思います。
ただ、実際に使用していると、強モードと急速モードはちょっとうるさいです。
そのうるささが「なんとなく効いてる感」を感じさせるので、猫トイレの掃除の時にはついつい強モード以上で一気に脱臭してしまいますが、ちょっとストレスですね。
しかし、逆に弱モードやオートモードだと音が静かすぎて「ホントに効いてる?」と心配になってしまう側面もありますので、どちらのモードを使うかは悩みどころだなと思います。
ところでオゾンて身体に大丈夫なの?
ここまで普通に「オゾンのチカラすげー」的なことを書いてきましたが、果たしてオゾンて身体に大丈夫なのでしょうか。
独立行政法人 国民生活センターが平成21年度にまとめた資料から気になるポイントを抽出して確認していきます。(報道資料 / 家庭用オゾン発生器の安全性)
1.高濃度のオゾンは身体への悪影響も懸念される。
オゾンは酸化力が強いため、高濃度のオゾンに曝露されると身体への影響も大きいが、家庭用のオゾン発生器から排出されるオゾンに関する規制や基準はなく、高濃度のオゾンが大量に発生している場合には、身体への悪影響も懸念される。
高濃度のオゾンが身体に害をなすというのは聞いたことがありましたが、製品への規制や基準がないということに驚きました。大丈夫なのか、日本!とすこし不安になりますね。
しかし、実際には基準があるようです。読み進めていくと書かれていました。
2.オゾンに関する日米の環境基準。
室内環境基準
1)アメリカ合衆国食料医薬品局(FDA)
0.05 ppm(24 h)(最大許容濃度)(1992 年)2)日本空気清浄協会
オゾンを発生する器具による室内ガスの許容濃度
(設計基準、暫定)(1967 年)
最高 0.1 ppm 平均 0.05 ppm
日米ともに室内での環境基準は、空気中濃度0.05ppmで基本的には統一されているようです。それ以上は身体に害を及ぼす可能性が高いということらしく、オゾン濃度が 0.1 ppm を超えた場合は、警報を発する手段を講じることと明記されています。
3.オゾンのヒトに対する生体影響。
この資料には、オゾンのヒトに対する生体影響の表も記載されていました。
こうやってみると、やはり空気中の濃度が0.1ppm以上はちょっと怖い感じがあります。オゾン脱臭機は外国製もふくめて多種ありますが、やはりオゾン濃度に関しては注意が必要だと認識を強めることができました。
プラズィオンの放出オゾン濃度は?
では、プラズィオンの放出オゾン濃度は一体どれくらいなのでしょうか。
富士通ゼネラルの公式ページによりますと、それは0.03ppmとなっています。
-
- PLAZION®が放する低濃度オゾン(最大約0.03ppm以下)は時間の経過とともに酸素に戻ります。
- 放出された低濃度オゾンは、再びPLAZION®に吸い込まれた時に、高速メガフィルターⅢが分解するため、室内の濃度は高まりません。
これで安心できますね。
環境基準の0.05ppmよりも低い0.03ppm。
これは自然界にも普通に存在している濃度ということで、プラズィオンの放出オゾン濃度は、身体にも安全なんだと理解できました。
まとめ
→ペット臭対策には効果的
→しかもオゾン濃度も安心
僕は上にも書きましたが、プラズィオンの旧型DAS-303Cを4年にわたり使用してきました。
購入したきっかけは、「やはり猫のトイレ臭をどうにかしたい」ということがメインでしたが、使用開始以降はほぼニオイに関するストレスはなくなりました。
うちの猫は二匹とも老猫なので、たまに粗相をしたり、部屋の片隅にうんこの欠片を落としたりしますが、部屋やトイレ付近を脱臭することにより、それらのニオイを短い時間で消し去れていると実感します。
そして猫は犬ほどではありませんがニオイに敏感な生き物なので、トイレ臭のしない住環境は猫にとっても過ごしやすい環境だと、僕は思います。
また、以前から気になっていたオゾンの危険性に関しても、今回この記事を書くにあたり調べることで安心できたことが良かったと個人的に思います。
(これでまだまだ現役バリバリの旧型機を使いたおすことができる...)
それでは、また会える日を楽しみに…
See You!
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