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牛丼三大チェーンの冷凍牛丼の具を徹底比較 | 公表されているデータから導き出される各社の戦略【IKG48総研レポート】

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吉野家、松屋、すき家。

 

ひとり暮らしも、子育て世代もお世話になる定番の冷凍食材、牛丼の具。

なんたって簡単調理で時短できるのがうれしいポイント。

しかも、うまい!

 

今回はそんな冷凍牛丼三国志の物語。

果たして、冷凍牛丼界の覇権を握るのは、吉野家なのか、松屋なのか、それともすき家なのか!!!

主観にまみれた味覚の観点ではなく、各社が公表しているデータからその趨勢をみていくことで、あなたが選ぶべき冷凍牛丼の具が何かが明らかになる。

 

 

 

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各社の牛肉配合割合(仕込み時)

吉野家:48%(たまねぎ:22%)

松屋:38.5%

すき家:48.1%

 

【この数値からわかること】

  • 吉野家とすき家はほぼ同じ割合で牛肉が仕込まれている。
  • 松屋だけが突出して牛肉配合割合が少ない。
  • 吉野家だけがたまねぎの割合を表示していることから、吉野家がたまねぎの量を消費者に訴求する利点があると判断している。

また、各社、店頭と冷凍では牛肉の産地が異なっているのも調査結果で明らかになったので、下記に明記する。

 

各社の使用牛肉産地

吉野家:店頭=北米産 / 冷凍=表記なし(不明)

松屋:店頭=アメリカ、カナダ / 冷凍=オーストラリア

すき家:店頭=アメリカ / 冷凍=オーストラリア産100%

 

松屋、すき家はそろって冷凍牛丼の具の牛肉の産地はオーストラリアと明記しているが、吉野家だけは産地明記がなかった。吉野家店頭で使用されている牛肉は北米産とのことだが、冷凍の場合は違うのか、現状は不明の状態である。

(参考引用元1:食材へのこだわり | 吉野家公式ウェブサイト)

(参考引用元2:主要原材料の原産地について|メニュー|松屋フーズ)

(参考引用元3:よくあるご質問 | すき家)

 

 

一袋・135gあたりのカロリー

吉野家:336kcal

松屋:192kcal

すき家:237kcal

 

【この数値からわかること】

  • 吉野家の冷凍牛丼の具のカロリーは、松屋の1.75倍ある。
  • 松屋は牛肉配合割合の低さからもっともカロリーが低い。
  • すき家は牛肉配合割合は吉野家とほぼ同じなのに、カロリーは約70%。

 

【この数値の要因分析】

  • 吉野家の牛肉は、店頭の場合、北米産のショートプレートという部位を使用。
  • その部位の特徴は、赤身と脂身の割合が6:4。
  • これを吉野家は「牛丼に最もふさわしい牛肉」と考えている。
  • よって、他社よりも脂質の多いことがカロリーに反映されている。

(参考引用元:食材へのこだわり | 吉野家公式ウェブサイト)

 

吉野家の冷凍牛丼の具は、牛肉の産地を明記していない唯一の商品だが、赤身と脂身の比率は店頭と同じにするよう意識していると推測される。

牛肉配合割合のほぼ同じのすき家と比較した場合、吉野家の牛肉は脂身が多く、すき家の牛肉は赤身が多いということが、そのカロリーから導き出される

 

原材料比較からみる各社の特徴

吉野家:たまねぎの風味強調+生姜の隠し味

松屋:無添加素材のみを使用

すき家:牛肉の風味強調

 

【各社が公表している原材料の相違点】

  • 吉野家:たまねぎ22%+オニオンエキス+生姜
  • 松屋:化学調味料,人工甘味料,合成保存料,合成着色料無添加
  • すき家:牛肉配合割合トップ+ビーフエキス

 

【この相違点から推測される各社の味の特徴】

  • 吉野家は、たまねぎの風味(甘み)を重視し、生姜でアクセント。
  • 松屋は、無添加ヘルシー路線で風味に強弱をつけずバランスを重視。
  • すき家は、牛肉の風味を重視した、肉を食べたという満足感。

 

各社の冷凍牛丼の原材料一覧

 

吉野家:牛肉、たまねぎ、タレ(砂糖、醤油、粉末醤油、ワイン、食塩、ソースミックス、生姜、オニオンエキス、にんにく、ホワイトペッパー)、酒精、調味料(アミノ酸等)カラメル色素、酸味料

 

松屋:牛肉(オーストラリア)、たまねぎ(国産)、醤油加工品(醤油、りんご、にんにく、その他)、発酵調味料、白ワイン、砂糖、みりん、パイン果汁、食塩、ネギエキス、酵母エキス、植物たん白加水物

 

すき家:オーストラリア産牛肉100%、たまねぎ、しょうゆ、ワイン、糖類(砂糖、果糖ぶどう糖液糖)食塩、果汁(りんご、パイナップル)、香辛料、ビーフエキス、醸造酢、みりん、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)

 

(各社の冷凍牛丼の具の原材料表示から引用)

 

 

各社ごとの公表データから見る味の違いと企業戦略

 

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吉野家(冷凍牛丼の具)

→たまねぎ推しこそが牛丼の王道なり

使用牛肉産地:不明

牛肉配合割合:48%(赤身と脂身の推定比率は6:4) 

一袋ごとのカロリー:336kcal

原材料の特徴:たまねぎ22%、オニオンエキス、生姜

 

【考察】

→ターゲットは牛丼好きな一般層

1958年に創業し、数々の不況やピンチを乗り越えてきた圧倒的自信の源は、やはり「吉野家こそが牛丼である」という王道感を自ら抱き、そしてブランディングしてきたところにある。吉野家の味の魅力は牛肉の脂身がもつ旨味とたまねぎの甘さ、そして生姜のアクセントのハーモニーで形成されているのが、データからも読み取れる。

個人的感想を付記するならば、若干脂っぽい味と匂いと甘みに好みが別れる。

そしてカロリーの高さはやはり脂身の比率の高さと考えられる。

吉野家 冷凍 牛丼の具 12食セット

 

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松屋(冷凍牛丼の具)

→無添加低カロリーで他社との差別化

使用牛肉産地:オーストラリア

牛肉配合割合:38.5%

一袋ごとのカロリー:192kcal

原材料の特徴:無添加

 

【考察】

→ターゲットは主婦をメインとした女性層

吉野家、すき家とは路線を変え、無添加低カロリー路線を打ち出した背景には、やはり昨今の健康志向ブームが影響していると考えられる。特に、冷凍食材を買う主婦層をメインに幅広い女性層をターゲットに置いたと思われるこの差別化は、一見ボリューム感の不足を感じさせるが、不思議なことにボリューム感は他社と遜色ない。

個人的感想を付記するならば、バランス感覚にあふれる味付け。

松屋牛めしの具(プレミアム仕様)10個【冷凍】

 

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すき家(冷凍牛丼の具)

→肉を食った満足感こそが牛丼の未来を拓く

使用牛肉産地:オーストラリア100%

牛肉配合割合:48.1%

一袋ごとのカロリー:237kcal

原材料の特徴:牛肉配合割合トップ、ビーフエキス

 

【考察】

→ターゲットは若年層の男性から子育て世代

ベンチマークを吉野家に絞り込んでいることが、その牛肉配合割合から推測できる。牛肉配合割合で首位、しかもビーフエキスを付加することで、廉価にも関わらず「肉を食った」という満足感を消費者に提供している。メインターゲットは男性の若年層から子育て世代までを設定し、圧倒的なお得感を全面に押し出している。

個人的感想を付記するならば、肉の匂いが若干つよいがインパクトある味付け。

すき家 牛丼の具 135g【冷凍】

 

 

 

 まとめ

 

究極の時短家事。

それは冷凍食品。

 

その中でも、冷凍牛丼の具は、どれを選ぶべきか常に迷いがあった。

しかし、そんな悩みとももうサヨナラだ。

 

吉野家は、甘みと旨味。一般向け。

松屋は、ヘルシー。女性向け。

すき家は、がっつり。男性向け。

 

これさえわかれば、後はもう自分の好みで発注するだけだ。

さぁ、思う存分、喰らうがいい!

うまい牛丼を!愛する牛丼を!

君の輝く未来のために!!!

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(この記事は2018年9月現在に公表されているデータを元に作成、考察されています)

 

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