将来、子どもとやりたい100のこと。
僕は、未来へ思考を飛ばす。
これからの日々、一日一日に、想いを馳せて。
「あれもしたいな」
「これも一緒にやりたいな」
浮かんでは消える希望の点をつなぎわせると、自分がこころから望む未来地図が浮きあがる。そして、それが自分の望む人生だとわかる。
ベストセラーになった『人生でやりたい100のリスト』の著者、ロバート・ハリスはこう言う。
"人生でやりたい100のリスト"は人生の羅針盤だ。
by ロバート・ハリス
さぁ、いますぐ、「将来、子どもとやりたい100のこと」に想いを馳せてみよう。
書き出してみよう。
そこには、あなたが思う、「どんな子どもに育ってほしいか」「子どもと一緒にどう過ごしていきたいか」「そしてあなたの人生で一番大切なものは何か」が書かれるはずだ。そして、それらを見つけられる羅針盤が描かれているはずだ。
やりたい100のリストの書き方
→なるべく具体的に行動に落とし込む。
→季節ごと、年齢ごとなど、時系列のラインを複数つくる。
→見たいもの、食べたいもの、伝えたいことなどカテゴリーを分ける。
100のリストは自分がやりたいことだけでなく、仕事や趣味などにも有効なものですが、実際に書きはじめるとなかなか100個もスラッとは出てこないものです。僕も実際書いてみて、やはり40あたりで一度止まってしまいました。
ですので、下記にちょっとした書き方のヒントを書いていきます。
なるべく具体的な行動に落とし込む。
地名、店名、料理名、商品名など、具体的な名称を用いることで、書きやすさがグッとアップします。
例えば、村上春樹みたく、
「ハワイのモアナサーフライダーで、ピニャコラーダを飲む」
こう書くと、一気にその情景が脳裏にイメージされ、現実化されやすくなります。
気持ちいいハワイの風を受け、太平洋に沈むサンセットが空をピンクに染めるのを眺めながら、パニヤンツリーの木陰で一杯のピニャコラーダを飲む。そこで溢れでる感情はひとそれぞれですが、イメージする情景の先にある感情こそが、あなたが本当に望んでいるものに違いありません。
季節ごと、年齢ごとなど、時系列のラインを複数つくる。
季節ごと、年齢ごとなど、時系列のラインを複数つくって考えることも、具体的な行動がイメージしやすくなるので非常に有用です。
春はあけぼの。
夏はよる。秋は夕暮れ。
冬はつとめて(早朝)。
by清少納言「枕草子」より
有名な清少納言の枕草子を例にあげますと、季節ごとに何を感じ、何をしたいかなどが明確になりますし、時間を区切ることによる締め切り効果も期待できます。
みたいもの、食べたいもの、伝えたいことなどカテゴリーを分ける。
人間の欲望には種類があります。
行きたい場所、見たいもの、食べたいもの、伝えたいこと、買いたいもの、会いたいひとなど、その欲望をカテゴリーにわけて考えることもまた、具体的な行動をイメージしやすくなるきっかけとなります。
昔、こんな広告のキャッチコピーがありました。
こどもといっしょにどこいこう。
( 引用元:コピーライター:鈴木聡氏 / KASHIWA SATO - HONDA STEP WGN)
これを見た当時のパパは、いろんな場所を具体的にイメージしたと思います。
動物園、水族館、海、山などなど。
具体的なイメージこそが現実の行動に結びつく。
そんな人間の行動原理を活かした名コピーだと思います。
僕が将来、息子と一緒にやりたい100のこと
以上のことを踏まえながら、僕が息子と将来いっしょにやりたい100のことを記します。
- ストライダーの練習をする
- サッカーボールを蹴る
- キャッチボールをする
- プールへ行く
- 海水浴へいく
- 絵を描く
- 塗り絵をする
- 自転車の練習をする
- コンサートへ行く
- TDSでインディジョーンズに乗る
- 鉄道博物館へ行く
- キッザニアに行く
- 上野動物園でパンダを見る
- 旭山動物園でペンギンを見る
- ドラえもんの映画に行く
- となりのととろを観る
- ドラマ、ルーキーズをみる
- アニメのキングダムをみる
- 攻殻機動隊をみる
- 男の料理をつくる
- 手打ちうどんをつくる
- マウナケアから星空を見る
- 上高地から星空を見る
- 石垣島から星空を見る
- FC東京の試合を見に行く
- サッカー日本代表の応援に行く
- レアルマドリードの試合を見に行く
- ラスベガスでシルクドゥソレイユを観る
- ハワイでグリーンフラッシュをみる
- ニューヨークでミュージカルを観る
- ピアノかギターを習う
- 高尾山にのぼる
- 北アルプスのどこかにのぼる
- 安曇野のクロマグショップに行く
- 上高地を散策し穂高を見上げる
- 英語の勉強をする
- 算数の勉強をする
- 夏休みの自由研究をやる
- 読書感想文を一緒に考える
- 司馬遼太郎の作品について語り合う
- 本能寺の真相について語り合う
- 家庭菜園で野菜を収穫する
- 花壇で花を育てる
- 一緒にはしる
- 一緒に踊る
- 一緒に歌う
- 一緒に笑う(2018/8月済)
- 一緒に泣く
- 一緒に学ぶ
- 凧揚げをする
- コマをまわす
- 忍者ごっこをする
- プラレールで遊ぶ
- ブロックで遊ぶ
- 鷲宮神社に行く
- 伊勢神宮に行く
- 熊野古道を歩く
- 朝市で海鮮丼を食べる
- 美容室に髪を切りに行く
- 洋服を買いに行く
- 将来の夢を語り合う
- 進路について語り合う
- 好きな女について語り合う
- お互いの悩みを語り合う
- 仕事の現場に行く
- 妻からヨガを教わる
- 節分で豆まきをする
- 吉野の桜をみにいく
- 運動会で唐揚げとおにぎりと玉子焼きを食べる
- 夏祭りに行く
- 屋台で買い食いをする
- 家の前で花火をする
- カブトムシを捕りに行く
- キャンプに行く
- まくら投げをする
- 家族で本気のハロウィンをする
- クリスマスにサンタさんのお話をする
- 年末の大掃除をする
- 紅白歌合戦をみる
- お年玉の使い道について考える
- かまくらを作ってみかんを食べる
- 雪だるまを作る
- 雪合戦をする
- 東京マラソンで妻を応援する
- ホノルルマラソンを家族で走る
- 妻へのサプライズプレゼントをつくる
- 成人したら酒を飲みに行く
- 銀座のBAR武蔵でカクテルを学ぶ
- 寿司屋久兵衛でおまかせを食べる
- はじめてのスーツを選びに行く
- 七五三の写真を撮る
- 小学校の入学式で家族写真を撮る
- 小学校の卒業式で家族写真を撮る
- 中学校の入学式で家族写真を撮る
- 中学校の卒業式で家族写真を撮る
- 高校の入学式で家族写真を撮る
- 高校の卒業式で家族写真を撮る
- 息子の結婚式で家族写真を撮る
- 息子の家族と一緒に親族写真を撮る
- 自分が死ぬとき、これまでの写真をみながら、家族の想い出を笑って語り合う
まとめ
僕はこの記事を、息子の横に寝そべりながら書いている。
未来に想いを馳せながら、息子の手や足をちょんちょんし、微笑みあい、不安と希望に揺れながら書いている。
思い描く情景のイメージは常に幸せにあふれている。
父親としてなにを息子に伝えたいのかという悩みすら幸せなこと。
それもわかってる。
だけど、最初は楽しく書けていたものが、徐々にセンチメンタルな気分へと変化する。
イメージの先にあるのは、自分の死。
そのとき、わかった。本当にわかった。
僕の人生の目的が。
それは、
笑顔のたえない家族をつくること。
僕はそのために、いまを、これからを生きていきたいんだと。
そして、涙がこぼれた。
あふれ出たんだ。
広げよう『やりたいことリスト100』の輪は↓コチラです。
みんなで書いてみよう!