国民的アニメ、みんな大好きドラえもん。
のび太にしずかちゃん、ジャイアンにスネ夫などの登場人物も魅力的ですが、なんといってもドラえもんのひみつ道具にワクワクしましたよね?。
のび太の悩みを解決するために毎回登場するドラえもんの未来ガジェット。
未来にいけば、いまの私たちの悩みも一瞬で解決できるのかもしれません。
今回はそのひとつであるどこでもドアに焦点を当て、「もし、どこでもドアがあったなら、現在の育児や社会はどう変わるのか?」をテーマに、考察を進めていきたいと思います。
<この記事は、ブログ:みんなのリサイクルショップ ~買取や処分を店長が直伝~とのコラボ記事です。>
どこでもドアとは何か?
→瞬間移動装置の正体、それは時短ガジェット。
どこでもドア。それは言わずと知れた「瞬間移動装置」の一種です。
行き先をつげてピンクの扉を開くと、そこはもう目的地。
小学生のころなどは「これがあれば寝坊しないで済む!」なんて、のび太とまったく同じレベルの使い方しか思い浮かびませんでした。だから「暗記パンがいいよ」とか「もしもボックスが最高だろ」とか、こどもらしく即効性のあるものにこころが惹かれたものです。が、それはこどもの発想だったと大人になった今ならわかります。
なぜならTIME IS MONEY.
大人にとって最も大切なのは時間になるからです。
育児や子育てにはいると、そのことを痛感する機会がさらに増えますよね?
「こどもとの時間がもっと欲しい!」
「なるべく時短して、自分の時間を確保したい!」
そんな悩みを解消してくれるのが、この「どこでもドア」なんです!!!
育児ママアンケートでも、どこでもドアが第1位
育児用具メーカーのピジョンが運営するピジョンインフォで過去に行われた育児ママアンケートでも、ダントツのブッチギリで、どこでもドアが第1位となっています。
ドラえもんのひみつ道具で、一番欲しいものは何ですか?
1位:どこでもドア 74%
2位:タイムマシン 14%
3位:もしもボックス 6%
4位:タケコプター 4%
5位:タイムふろしき 2%
このように育児ママに大人気のどこでもドア。
実際にどのようなシーンで育児や子育てに活用されるのでしょうか。
どこでもドアは、育児や子育てのシーンで
実際にどのように活用できるのか?
CASE1:保育園や幼稚園、学校や塾などへの送迎
これは非常に需要の高いニーズですね。不慮の事故防止にもなりますし、急な怪我や発熱などで呼び出されたときも迅速に対応できる。また、通勤時間の消滅から、外に働きにでている方も、こどもと過ごせる時間が飛躍的に増大するというメリットもあります。
CASE2:病院への通院や定期検診に
育児がはじまると予防接種や定期検診、そして急な発病など、病院にお世話になる機会が多くなり、その都度、移動手段をどうするか悩むものですが、これで安心安全に通院することができるようになります。
CASE3:帰省時の移動手段として
「孫の顔がみたいのじゃ」 という実家の祖父母にいつでも会いにいけるというメリットも見逃せません。帰省ラッシュを気にすることもありませんし、一族の絆が深まるチャンスとなります。また、義実家に泊まりたくないなんてひとは、夜間にそっと自宅に帰れますので、無駄なストレスを溜めずにすみそうです。
CASE4:家族旅行の移動手段として
家計の大きな負担である家族旅行。これもどこでもドアを使えば、かなりの負担軽減になります。憧れのハワイでも、夢にみるニューヨークでも、移動費はおろかその気になれば宿泊費や食事代まで節約できます。これは、世界中を旅してこどもの知見をひろめるビッグチャンスですね!
他にも多くの活用法があるかとは思いますが、素晴らしいソリューションの提示に驚きを隠せません。
育児子育て家庭がリアルに抱えている悩みが、どこでもドアがあるだけで一気に解消されますし、現在政府がすすめている働き方改革にも合致し、日本の出生率の上昇にも寄与する期待感がふくらみます。
どこでもドアが巻き起こす社会的影響とは?
→深刻などこでもドア不況の到来
一見よいことばかりのようですが、以上のことから導き出される社会的影響は非常にドラスティックなものとなります。
どこでもドアが巻き起こす9つの社会的影響
- 日本の基幹産業である自動車業界の壊滅よる日本市場の長期低迷
- 鉄道各社や航空会社などの連鎖倒産からの失業者増大
- ホテル関連業の連鎖倒産からの失業者増大
- 観光や交通系予約サイト及びアプリの壊滅による失業者増大
- スピードアップとコストカットによる世界的ビジネスチャンスの増大
- 通勤などの移動ストレスからの解放による人間性の復活
- 犯罪率の大幅アップによる社会不安の増大及び個人情報の管理強化
- WAA (Work from Anywhere and Anytime)の浸透
- 多様な知見の獲得が容易になることによるイノベーションの加速
(IKG48総研レポート『どこでもドアがもたらす未来への警鐘』より)
このレポートによると、20世紀初頭から日本を牽引してきたインフラ企業や現在の日本を支える自動車産業、そしてそれらから派生するITビジネスが崩壊し、どこでもドア不況とよばれる日本市場の長期低迷時代に突入する可能性が高いことがわかります。
子育てに有利な面ばかりが取りざたされているどこでもドアですが、実際は不況による賃金の更なる低下が確実となり、出生率の大幅な改善には至らないことも予想されます。
また、のび太がしずかちゃんのお風呂を覗くように、一時的にでも犯罪率が大幅に上昇することも、育児や子育ての面からみますと非常にデメリットを感じます。
しかし、イノベーションの加速とビジネスチャンスの加速により、どこでもドア不況からの脱却はあらたな景気上昇のはじまりではないかという意見もありますし、一概に悲観すべきではないのかもしれません。
みんなが気になる「どこでもドアの現在の査定価格」は=販売価格10兆円、買取価格2兆円
では、みんなが気になる「どこでもドアの価格」は一体おいくらなんでしょうか?
ブログ「みんなのリサイクルショップ」を運営している現役リサイクルショップ店長のヘッチーさんが本気で査定したところによりますと、どこでもドアの価格は、販売価格10兆円、買取価格2兆円(リサイクルショップ価格)となるそうです。
うーん!シビアなプロの査定、しびれますね!
(詳しい査定基準などは↓コチラの記事に書かれています。おもしろいですよ!)
minnanorecycleshop-hetchyblog.com
「お!意外と安いじゃないか!」とお思いのあなた!
ZOZOの前澤さん並みのお金持ちですね!
ぜひ自家用ジェットからどこでもドアに乗り換えて、愛するひとと世界中を旅してください。あたらしい世界が、きっと、あなたを待ってます。
ここでひとつ注意しなくてはならない点があります。
それは、ドラえもんのひみつ道具は、ほぼそのすべてが「一回使い切りの商品」だということです。使い切り商品ゆえに廉価で補充できるということらしいです。
どこでもドアもその対象なのかはわかりませんが、リサイクルショップで購入するともはや使用不可の場合も考えられますので、購入をご検討の方は注意が必要になります。
まとめ
ここまで、どこでもドアが現在の育児や社会へ及ぼす影響について考察をしてまいりました。まとめると下記になります。
- 育児子育て世代の具体的な悩みは即解決
- WAAの浸透による働き方改革の加速
- どこでもドア不況の到来による社会不安
- 高額な価格帯なため普及に時間がかかる
- よって、1-4に書かれた内容は杞憂に帰す
さまざまな影響が想定されましたが、結局は超高額すぎる価格がネックとなり、一般に普及することなく終わりそうと結論づけられました。
しかし!
どこでもドアの構造図面は
過去に2度公開済みなのです。
(ナ、ナンダッテー!!!)
このようなS級国家機密が、なぜオープンのままになっているのかは不思議でなりませんが、いずれはどこかで量産体制が敷かれ、われわれ庶民にも手が伸ばせる価格帯までさがってくるかもしれません。
そして、それは、あと100年足らずの未来。
ドラえもんのうまれた22世紀なのかもしれません。